2018年 04月 09日
宇治へ
萬福寺の後は宇治へ足を延ばしました
学生の頃以来なので久しぶりです
宇治はお茶屋さんが本当にたくさんあって、さすがお茶の町だなぁと改めて思いました
なんと拝見窓
お茶の鑑定をする場所は採光に気を配らなければならないんですが、光の量を
調整するための窓です
今は使われていないようですが初めて見たので嬉しくなりました
平日だというのに大混雑
ちょっと一服というわけにもいかなそうだったので退散…
こちらは抹茶専門のカフェ
爽やかな雰囲気でお抹茶を気楽にいただけそうなお店でした
茶壺が焼きたてって(笑)
どんなパンかな~と探してみると
ほっこりしますね
見学したいところなんですが、このままだと平等院までたどり着けないと思って
外から眺めるだけにしました
この門から江戸幕府までお茶を運ぶ「お茶壺道中」が始まったんだなぁと
歴史に少し触れることができて感慨深いものがありました
そしてこの上林の建物を眺めている時に、ひゅーんっと鳥が飛んできました
ツバメちゃ~んっ
宇治で今年初めてのツバメを観測しました
毎年この場所にやってきているんでしょうね
鶏肉専門店でした…(笑)
まぁそれはそれとして、ここでツバメたちと出会ってからは、宇治や鴨川などでも
見かけるようになり、今年もこの季節がやってきたことに嬉しくなりました
さぁ、お茶屋さんがいっぱいです
全て覗くことはとてもできないのでざざっと外観だけ
思わず「知ってるよ~」と話しかけてしまいました
海外から婿養子としてお店に入った方で、テレビで何度かお見かけしたことが
ありました
勝手にがんばれがんばれと応援したくなってしまいます
お茶が飲みたかったのでこちらの喫茶へ
お茶好きにはたまらないほどお抹茶たっぷりです
1キロ8万円の濃茶を使っているのだとか
時々思うのですが、お茶の葉が手摘みだったり高級だったりしてもお菓子や
お料理になってしまうとその質は正直なところ分からないなぁと…
もちろん美味しいんですよ
でもちょっともったいないような?
そして飛び交う言葉が多国籍
日本語だけでなく英語、中国語でもお客様に応対していて日本茶ブームを目の当たりに
しました
そしてこの後もいろいろ眺めつつ、なんとか平等院へたどり着くことができました
学生の頃以来なので久しぶりです
眺めさせていただきました
救世船乗観音さまだそうです
旅の安全を祈る方々から厚い信仰を受けていたものの、盗難にあってしまい
それからしばらく経った末に改めて復元されたのだそうです
「人間遊行」といって、人生は長い旅路というお経があるそうです
旅と命に想いを馳せる尊い菩薩さまなのだとか
深いお話にじーんとしてしまいました
年齢を重ねると学生の頃とは違うことが気になるものですね
宇治川って案外急流なんですね
ちょっと驚きました
これってもしかして
まさかの覆下栽培??
謎です
平安時代から続くというお茶屋さん
京都の老舗は年月のスケールが違いますね
宇治にはこの他にもお茶屋さんがありましたが、購入したのは焙じ茶ひとつだけ
新茶前というのもありますが、選ぶ気力がなかったのと、京都のお茶はあれこれ
気軽に冒険する気になれないというか…
自分でも不思議です
でも充実感たっぷりの宇治でした
by haru-noko
| 2018-04-09 18:35
| 旅